出産エピソード

43歳、初めての出産のお話です。

出産前日の朝、前駆陣痛らしきものがあり、ベッドの中で、

陣痛の波が来たら、ふうぅぅぅぅ~っと息を吐く、という練習をしていました。

(うん、これの痛みが強いのが本陣痛、うん、いけそうだわ)

と余裕を持っておりました。

・・・甘かったです。

でも、でもでも、

ただの一個人の感想なので、誰もがそうとは思いませんが、

陣痛は避けるべき嫌なものだとは思わなかったです。

日付が変わって夜中の内診中に破水、いよいよ分娩台に移動です。

歩いて移動できたので、まだ余裕が少し残っていたようですが、

陣痛の波と波の間がどんどん短くなっていき、朝の余裕を完全に失っていました。

分娩台の居心地が私には快適では無く、結局最後の方は握っていたレバーは引っこ抜くわ

足を乗せていた踏み台は片方外れるほど蹴り飛ばすわ、酸素マスクをつけられ、

それをわたし外す、助産師さんつける、の無限ループ。

なかなかワイルドにお産は進んでいきました。

いままで色々頑張ってきたことはたくさんありますが、

間違いなく生きてきて一番頑張った時間でした。

全身がガタガタ震えて自分で止めることはできませんでした。

そして朝方生まれる直前、前日の食っちゃ寝で貯めた体力もいよいよ

底をついてきた頃、今までとは痛さの種類が全く違う波がやってきました。

今思えば、あれは参道をあかちゃんの頭が通っていたんだと思います。

さすがに

(あ~~この痛いのが次の波でもう一回来るとしたらもう次は頑張れないかもしれんな、、、)

と思っていたら

ちょっきーーん

と何かをハサミで切る音がはっきり聞こえ、

その次の瞬間に

ふぎゃあぁぁぁぁーーーー!

と大きな産声が!!!

今文字を打ちながら泣きそうになりました。

よかったーーーー!ちゃんと産まれた~~~~~

感動というか、大きな大きな安心感、そして文字通り命を懸けて

力を出し切った達成感でとにかくほっとしました。

次回の出産エピソードは、ちょっきーんの正体と、産んだ後の処置のお話でも

してみようと思っております。

痛そうなお話ですが、

大丈夫です!ほんとに!

では今日はこの辺で。

最後までご覧くださりありがとうございました。

今週も素敵な一週間になりますように☆

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